住宅購入前にここだけはチェック!4つのポイント
2022.02.11
こんにちは、根上建築です。
中古住宅、建売住宅など
完成した住宅を購入後に発生する
トラブルとして、
やはり多いのが手抜き工事!
もちろんここ数年では
確実に減ってはきていますが、
メーカーが販売する住宅を施工しているのは、
あくまでも下請け工事業者。
この工事業者は表向きに顔を見せることはないので、
《メーカーの名前だけで家を購入してしまう》と、
後で痛い目にあうというのもよくあるお話です。
さて、そんなトラブルを避けるために、
住宅購入前にチェック
しておくべきことをまとめてみました。
1:周辺の地盤状況
建物が徐々に傾いていく原因には、
地盤の影響が一番強いです。
その地域が埋め立てなのか、沼地だったのか、
田畑だったのか、ある程度調べておくのが無難です。
ちなみに、その土地の住所を見てみると、
意外とそこが何の跡なのかがわかることもあります。
特に「字」の後につく文面には
過去の災害などを表している
とする地域が多いようです。
例えば湿地などでは
「フケ」(沮決・泓・深)
「ヤチ」(谷地・谷津)、
河川では「エダ」(江田・枝)
などの地名が使われていたといいます。
2:とにかく部屋全体を歩く
見せてもらう建物の中は、
必ずくまなく歩くこと。
扉を開けて終わりではなく、奥まで歩く。
すると、入り口ではきしまなかった床が、
奥ではきしむ。などの情報を知ることができます。
3:天井裏を見せてもらう
住宅には、天井裏点検口なるものが必ずあります。
それは、配線や照明器具の故障などの
時に対応できるようにするためです。
昔の家であれば、押入れの
天井をあけて入ることができます。こ
の時に、梁のたわみや梁の太さ、
根太の間隔などをチェックできるといいですね。
4:上下水、ガス、電気のチェック
特に気にされない方もいらっしゃいますが、
下水が来ているか来ていないかでは、
浄化槽の管理費が必要であったり、
トイレに洗剤を流せなかったりしますので、
意外と重要です。
ガスには、都市ガスとプロパンがありますが、
基本料金が異なるので、主婦の方はチェック!
以上4つのポイントでした。
完成後の住宅を購入される際には
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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