交通手段の良さを考える|土地選び
2014.08.09
土地選びの一つ、交通の便について
前回の記事でも書きました「土地探しの参考にしたい5つの条件」の中の一つ、「交通手段」。今回はこの交通手段について、新婚期から老後までの生活スタイルを見てみたいと思います。
1:新婚期
新婚期には夫婦共働きの家庭が多いため、夫婦それぞれの職場への交通手段が良いことが望まれます。どちらの職場とも近く、また、公共交通機関である電車やバスといった、マイカーに頼らない便も求められます。
特に残業が多い職種の方ですと、タクシーで短距離で帰れる距離はありがたいもの。夫婦が若いうちはお互いの趣味の時間にも交通機関が近いことで、より時間にゆとりを持てるようになります。
2:子育て期
通勤に時間がかかってしまうと、子供のお迎えや、習い事といった送り迎えに時間が割けない。また、ファミリーカーを買って週末の旅行に行こうにも、インターまでのアクセスが悪かったり、新幹線までの駅が遠かったりすることで、なかなか旅行へも行かなくなってしまう。
3:子育て後期
子供がいよいよ進学するとき、交通の便から選べる高校が少なくなってしまうことも。たとえば山に近い子は、街中に出ることで精いっぱいなのに対し、街中の子は、隣町まで電車で通学なんてことも可能。子供の将来の行きたい学校選びにも、交通の便は影響しそうですね。
4:子供の独立と老後
子供がそれぞれ独立し、いよいよ夫婦ふたりの生活が始まった時、マイカーの運転が危なくなってきて、外へ出るのも少なくなると、バスや電車の駅が近いことがとてもありがたくなる。病院へ通ったり、食料の買い出しにだって大変になる老後は、いろいろな施設へのアクセスがいいことも条件になりそうです。