これまで2回に渡ってご紹介してきた狭小地を利用した耐火性にも優れた高性能な自然素材の家、豊橋市「錦の家」も今回が最後となります。本日はウォークインクローゼットのある主寝室や2つの子供部屋など、2階を中心にお伝えします。

玄関から入って正面に2階への階段があります。2階はバルコニーに続く子供部屋と吹き抜けに繋がる子供部屋、そして主寝室。バルコニーに続く部屋の扉の中央部分は光を通す半透明のものを採用して、廊下に明かりが届くようになっています。

吹き抜けに繋がる子供部屋は、吹き抜け部分には扉を付けてありますが、安全面も考慮して落下防止のために横に板を張り付けてあります。こちらに、なぜ扉が付いているかというと、将来的にスノコ状の床を設置して、独立した室内干しルームへと変更できるようになっています。

北側の主寝室には、ご夫婦のためのウォークインクローゼットも。

窓を高い位置にすることで、外からの視線を遮りつつも、十分な光が入るくつろぎの空間に仕上げてあります。

同様に1階のトイレや脱衣室も、縦長や横長の窓を設けて、工夫をしながら明るさを確保しています。

準防火地域で耐火性に配慮しながら、耐震等級3で地震にも強く、各種の性能基準を満たした長期優良住宅でもある、コンパクトで高性能な自然素材の家が完成しました。

ご実家の敷地内の空いたスペースを活用した豊橋市「錦の家」。道幅も狭かったということで、クレーンの付いたレッカー車を使わずに、人力で柱や梁(はり)といった構造材や各種の建築素材を運び入れて作業を進めました。

根上建築では、狭小住宅や狭小地の活用にも対応していますので、お気軽にお問い合わせをいただけたらと思います。ホームページには根上建築が手掛けてきた注文住宅の施工事例や多くのお客様の声も掲載していますので、そちらも是非チェックしてみてくださいね。

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