住まいの温熱環境を整える場合には、もちろん断熱材が重要となります。また同様にポイントとなるのが、窓ガラスです。今回は、窓ガラスの性能についてご紹介いたします。

通常の窓ガラスでは、夏の場合には外の暑さが窓ガラスを通して、室内の温度に影響を大きく及ぼします。また寒い冬の場合には、外の寒さが窓ガラスを通して、室内の温度に影響を大きく与えます。

北海道といった寒冷地などでは、古くから二重窓にして、外の寒さに対策をしているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

現在では一般的に、二枚のガラスが一組になったペアガラスが全国的に採用されています。ガラスが複層になっているので、その分、外気の温度の影響を抑える役割をしています。

通常、ガラスとガラスの間には、空気が入っていますが、その空気の代わりに、より熱伝導率の低いアルゴンガスが注入されているものもあります。さらに内側のガラスに、薄い金属膜をコーディングして、熱を反射したり、吸収したりするものも。

また、さらに性能を高めたいという方には、三枚のガラスが一組になったトリプルガラスもあります。

実際に、手のひらなどで体感していただけるような熱電球を使った装置もご用意していますので、是非体感してみてください。

夏の暑さや冬の寒さが苦手という方は、窓ガラスの性能についても、こだわってみてはいかがでしょうか。