3ヶ月ほど続くウッドショックの影響で、建築業界の木材は従来の倍近い値段で仕入れなければならない状況となっています。
当然この影響はクライアントにダイレクトにダメージを与えるため、住宅業界の受注はかなり下火といった具合です。
知り合いの工務店さんでも仕事激減の話をちらほら耳にするようになりました。

そこへ来て今度はガラスも値上げの話が入って参りました。
今受注している案件までは価格そのままですが、10月以降工事からガラス資材も15~35%の値上げとなります。
詳しいソースは以下抜粋記事から

建築用ガラスの値上げが相次いでいる。日本板硝子は国内の建築向け板ガラス価格を10月1日出荷分から15~35%引き上げると表明した。燃料に使う重油などの上昇を製品価格に転嫁。上げ幅は窓ガラスに使う板ガラスが15~35%、断熱性を高めたり飛散防止機能をつけたりした「建築用機能ガラス製品」が15~20%など。セントラル硝子も10月1日納入分から最大40%の値上げを打ち出した。値上げ幅は一般的な板ガラスの「フロート板ガラス」と「鏡」が15~20%、主に浴室向けの「型板ガラス」や防火機能がある「網入り型板ガラス」が35~40%などとなる。
AGCも最大30%の値上げを表明済みだ。各社の表明は2年ぶり。

日経 2021年08月07日朝刊

また、住宅用集成材も欧州原産の物はさらなる値上げの話がでており、今年いっぱいは値上げが止まらない状況だということです。
新築件数が今後は激減する可能性も出てくるのではないかと懸念しておりますが、引き続きよろしくお願いいたします。
なお、木材・ガラス以外の浴室リフォームやトイレリフォーム、キッチンリフォームなどは今のところ影響が少なめですので、リフォームをお考えの客様は引き続きご相談承っております。