静岡銀行は、昨日10日よりネットで完結する住宅ローンのサービスを開始しましたね。
詳しくは以下抜粋記事から。

静岡銀行は10日から、住宅ローンの契約をインターネット上で完結できる電子契約サービスを始める。これまで契約を締結するには、紙の審査書類への署名や押印、郵送で約1週間かかっていたが、このサービスを使えばPDFの契約書への電子署名で済むため最短で即日完結となる。コロナ下で急速に進むデジタル化の流れを融資の契約書にも取り入れる。

「しずぎん電子契約サービス」の対象は個人で、事前審査をインターネットで、申込・契約手続きを郵送で行う来店不要の「完全非対面型」と呼ばれる住宅ローンの利用者。電子契約手数料が別途5,500円かかるが、課税対象となる紙の契約書が要らないため収入印紙代が不要となる。

今後は店頭受付の住宅ローンや事業性融資にも同様の仕組みを導入する予定だ。非対面の顧客サービスの強化を図る。

まず注目したいのは、収入印紙が不要になるという点。正直いろいろな場面で収入印紙は無駄だなと感じていましたので、今回のように省略できるというのはありがたい反面、今までのは何だったのかと考えさせられる。
高額な買い物の領収書にも3万円から収入印紙を貼らなければならないが、これは店側の負担になっている点も正直疑問。
そもそも領収書が必要なのはお客さん側なので、お客さんが収入印紙分を支払うのが筋なのだけれど、高額なものを買ったんだからそれくらいそっちで支払ってよ!と言わんばかりの世間の認識?のようなものもちょっと気持ちが悪い。
売値はもともと利益を確保できる範囲で決められているため、印紙代の分を利益から引かれてしまうとそれは粗利落ちることになる。これだけサービス残業を否定する世間でありながら、店側にはサービスを強いるのはやっぱりどう考えても気持ちが悪い。
なんてことはさておき。

ネットで完結するサービス今後もいろいろと出てきそうですね。
確認申請もそういう方向で調整してほしいものですね!