天然木質繊維の断熱材を採用した木の住まい:豊橋市「弥生の家」前編
2020.02.13
根上建築が実際に手掛けてきた注文住宅の施工事例をご紹介します。今回は、断熱性や遮音性などに優れた天然木質繊維の断熱材・セルロースファイバーを採用した豊橋市「弥生の家」です。
ご結婚された後にアパート住まいをされていたお施主様。いつかはマイホームを持ちたいという思いと、毎月の家賃の支払いがもったいないと感じていたため、お子さんの小学校入学前のタイミングで、家づくりを検討されました。
当初は住宅展示場などを巡って、一般的な住宅メーカーでマイホームを建てようと考えられていたそうですが、知り合いの方からのご紹介で、根上建築を知ってくださり、家づくりのパートナーにお選びいただきました。誠にありがとうございます。
コンセプトは、飽きの来ないナチュラルテイストの木の家。床には無垢材のカバザクラ、どっしりとした大黒柱にはヒノキ、構造材にはスギを採用した木の温もりのあふれる空間に仕上がりました。
断熱材には、断熱性や遮音性、結露防止などの点で非常に優れた効果のある天然木質繊維のセルロースファイバー。窓にはペアガラスを設置して、冬に暖かく夏には涼しく過ごせる環境を整えてあります。
お施主様のご希望を反映して、外観のデザインもシンプルに。屋根は落ち着きのある柔らかい雰囲気のグリーン系にしているのがポイントになっています。玄関には格子を設置して、目隠しになっているのも特徴の一つです。
今回はここまでですが、次回は一体感のあるキッチン、ダイニング、リビング、和室など、豊橋市「弥生の家」の内観をさらに詳しくご紹介していきます。
【関連記事】
「天然木質繊維の断熱材・セルロースファイバーとは?」
https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/3510.html