天然木質繊維の断熱材・セルロースファイバーとは?
2019.07.25
根上建築では、無垢の木材や漆喰など自然素材をふんだんに採用しながら、家づくりを行なっています。今回は自然素材を主原料とした断熱材として、天然木質繊維・セルロースファイバーについて詳しくご紹介いたします。
天然木質繊維であるセルロースファイバーの特徴は、一本一本の繊維の中に小さな空気の粒があること。さらに、この繊維が複雑に絡み合って空気の層をつくっていることです。空気の粒と空気の層に二つの効果によって、夏の暑さや冬の寒さを遮る優れた断熱性を発揮します。
同様に、その構造から優れた遮音性も。家の外からの騒音を抑えて、中から外部に漏れる音を和らげる防音の効果もあります。子育て中の方や音楽、映画の好きな方も安心の空間が実現可能です。
また天然木質繊維の特有の吸放湿性によって、適度な室温にも保ってくれます。湿度が高い時には湿気を吸い取り、乾燥している時には湿気を徐々に放出するので、結露の防止にもなります。
このように断熱性や遮音性、結露防止などの点で非常に優れた効果のあるセルロースファイバーは、根上建築のショールームにも採用されています。さまざまなメリットのあるセルロースファイバーをお打ち合わせなどでも体感できます。
どの断熱材にすれば良いのか悩んでいる方は、天然木質繊維のセルロースファイバーを候補の一つとして選んでみてはいかがでしょうか。
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