吹抜け階段、リビング階段の豆知識
2013.10.16
リビングに階段を設置
開放的な反面空調のコストが
リビングの吹き抜け空間に階段を設置するプランを良く見かけるようになりました。開放的でスタイリッシュでオシャレな階段、うちにもそんな階段欲しいなぁ。でも待って。吹き抜けの階段ではメリットもあればデメリットもあるんです。そのあたりよく検討してから決めた方がよさそうです。
吹抜け階段のメリット・デメリット
- メリット
- 開放的なリビング
- 家族のコミュニケーションがとりやすい
- オシャレな階段
- デッドスペースを少なくできる
- デメリット
- 夏暑く、冬寒い。空調が効かない
- 階段から落ちるホコリが食卓に
- 手スリのデザインによっては、子供の危険性
スタイリッシュにすることの危険性
建築デザイナーは、住宅の階段をアートにしたがるものです。もちろんそこに異論はありませんし、スタイリッシュな階段は素敵です。しかし、そこに待つ危険性についてはあまり興味を持っていません。
壁から張り出したキャンティの階段では、先端の角が頭に当たる危険性がありますし、巾木(側桁)のない階段は、そこから物が落ちたり、小さい子供さんが足を滑らして転落したりもします。
スタイリッシュで、かつ安全な階段のデザインがお客様には望まれるのではないでしょうか。
吹抜けの階段の開放感
吹抜けの階段ははっきり言って気持ちがいいです。笑。そして住んでいてもそこに愉しさもあります。是非メリットを活かしたプランで取り入れてみてください。