戸建住宅用エアコン

業務用と住宅用の違い

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エアコンには住宅用と業務用とがあります、大きな違いはその容量(馬力)なのですが、大きさの違いだけで区分けしているわけではありません。業務用は動力と言って三相の200Vを使用することが多いです。一般家庭の場合対地電圧を150V以下に抑えなければいけないなど訳の分からない話がごろごろと出てくるので、ここでは割愛させていただきますが、業務用と住宅用では全くことなるのだということをまず頭に入れておいてください。

スッキリしたルームエアコン

ここ数年で住宅用のエアコンもかなりスッキリとしたデザインのものが増えてまいりました。中でも今までは業務用しかなかった「天井埋め込み型」のルームエアコンはモダンな室内空間を設計するのにとても助かっています。

ルームエアコンの種類

壁掛け型エアコン

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家電量販店でも良く目にする一般的なエアコンです。施工も簡単で、後付け取り換えも容易です。価格も比較的安く手に入るタイプです。

天井埋め込み型エアコン

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ここ5~6年の間にようやく登場した住宅用天井埋め込みエアコン。見た目がスッキリするだけでなく、室内の壁配置などに自由度が出ます。反面エアコンの取り換えや修理といったメンテナンス系に弱いので天井裏点検口など、後々のことを考えた設計が必要となります。

壁埋め込み型エアコン

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以前は和室などで良く見かけた壁埋め込み型エアコンですが、最近のスタイリッシュな住空間にもぴったりです。こちらもメンテナンスや取り換えが大変ですので注意が必要。特に規格が変わったりして吹き出し口の口径が合わなくなってしまうと壁面全体を施工し直しになったりということもあります。

床置き型エアコン

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主に雪国で使用されているエアコンだと思いますが、家具の中に隠しておけるというメリットを持っています。また、冬は下から上へ熱が逃げるので、エアコン自体が下にあるのは利点。

アメニティビルトイン型エアコン

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このエアコンは、一台の大きなエアコンから、各室へダクトだけ伸ばして吹き出すというタイプのエアコンで、一室のみではなく家全体をエアーコントロールするという発想から使用します。ですから、リビング、ダイニング、廊下、洗面脱衣と、どこへ行っても快適な室内温度を必要とする老人向け住宅、介護者住宅に向いているエアコンです。


エアコンのまとめ

いかがでしたでしょうか?あなたの理想のエアコンは見つかりましたか?
これからの高齢者住宅を考えていきますと、アメニティビルトインエアコンが徐々に普及していくような気がしています。反面超自然派志向の家では、エアコンに頼らず自然の四季を感じながら暮らすという発想も増えてくるのかもしれません。いずれにしてもいろいろな生活に合わせて設備も選べる時代になりました。

エアコンの取り換え工事でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。