子供の視点を8つの知性から見る

先日何気なく無料誌を拝見していたら、子供の「8つ知性を刺激するすまい」と題した記事があったので紹介したい。

子供がお手伝いを始める時期が次のように分けられていました。

  • ・1歳~2歳 : お手伝い開始期
  • ・3歳~4歳 : お手伝いいろいろチャレンジ期
  • ・5歳~6歳 : お手伝い発達期
  • ・7歳~8歳 : 家事分担期

うちにも2歳~12歳までの子供がおりますが、確かに2歳くらいから小さな手伝いをしてくれます。逆に10歳くらいから早くも反抗期で、お手伝いをたまに断ってきます。笑

さて、それでは、8つの知性についてみていきましょう。

1:時間的知性

過去、現在、未来の流れを認識し、先のことについて考え行動する力

2:自然学的知性

ペットや植物などの生と死を学び、自然の流れを知る力

3:言語的知性

喜怒哀楽を理解し、周りとのコミュニケーションを取る力

4:論理数学的知性

数や物質の原理を知り、物事を数学的に見る力

5:空間的知性

地図などの理解力のような、位置的、空間的な理解をする力

6:芸術的知性

音楽、絵画、書物などの芸術性から得られる感受性の力

7:身体運動的知性

走る、飛ぶ、座るなどの体位をバランスを持って保つ力

8:社会的知性

社会のルールのように、周りに対する自分のポジションを理解する力


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少々言葉を変えてありますが、だいたい理解できますか?これはアメリカの認知心理学者「ハワード・ガードナー氏」が提唱した概念だそうです。

さて、これらの概念をベースにどのようにして子供たちの家づくりに取り入れていくのかが、今回の課題なわけです。
たとえば時間的知性。時間とともに変化するものとはなんでしょう?そう、太陽の光です。朝日をあびて朝を知ります。夕日を浴びて夜を待ちます。子供にもこのサイクルを理解させるために、子供部屋の多くは朝日の入る東南へ配置されることがほとんどです。

いかがですか?「おお!そういうことか!」と、ちょっとわかってきましたか?このようにして1~8までの知性を利用して、子供のための家づくりを進めていくこともできるんですね。