薪ストーブの素材から見る種類

素材の違い

薪ストーブには大きく分けて2種類の素材があります。一つは鋳物式。もうひとつは鋼鈑式です。

鋳物式薪ストーブ

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鋳物式の薪ストーブは、鉄を型に流し込んで作るストーブで、鉄の肉厚が厚く丈夫で長持ちしやすいストーブです、逆に肉厚のおかげでスタートの立ち上がり温度が低く時間がかかるストーブとも言えます。しかし一度温まれば温度は持続して輻射し安定した温度を保ってくれます。また、鋳物ならではの模様や柄も味わいの一つとなっています。

鋼板製薪ストーブ

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昨今の流行はこの鋼鈑製の薪ストーブ。燃焼方法に工夫をこらし、薄い鉄板でも寿命が長持ちするように設計されています。しかし過度な燃焼により変形したり損壊してしまう恐れもあるので、熱の調整は丁寧に行いたいところです。また比較的加工しやすいので、Rのデザインやおしゃれな加工、特注で製造することも可能です。薄い鉄板のため薪の火が弱まるとすぐに周りも冷めてしまうのが難点ですが、鋳物よりも安価でおしゃれなインテリアになるところが人気のようです。

まとめ

薪ストーブを購入しようとする際、まずは素材から選んでみるとよいかもしれませんね。ご予算にもよると思いますが、予算に余裕がある場合は断然鋳物をお勧めいたします。長持ち、温かさの安定感、雰囲気。どれも私好みですね。笑

さて、次回は薪ストーブの温め方式について説明したいと思います。