高性能住宅のポイントと費用:断熱材・窓のサッシ・窓ガラス
2020.12.03
前回の記事(https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/4700.html)では、根上建築の代表・根上卓也が新築マイホームの生活の感想とともに、高性能な住宅の初期費用や長期的なランニングコストについて、少し触れていました。そこで今回は、住宅の性能と快適な生活、そして費用面について、詳しくご紹介したいと思います。
住宅の性能のポイントとなるのが、断熱性です。では、断熱性を向上させるためには、どのようなことをすれば良いのでしょうか?キーワードは、断熱材、窓のサッシ、窓ガラスです。
・断熱材
壁や天井、基礎などに入れる断熱材のグレードを上げたり、厚みを増したりする。
・窓のサッシ
金属製のものよりも、熱を伝えにくい樹脂製のものを採用する。
・窓ガラス
最近では、2枚のガラスを重ねたペアガラスが一般的になってきています。また、3枚のガラスを重ねたトリプルガラスを使用することで、さらに断熱性能を高められます。加えて、ペアガラスやトリプルガラスといった複層ガラスの中で、熱の移動を抑えるLow-E金属膜がコーティングされたものや、空気よりも熱伝導率が低いアルゴンガスが入ったものもあります。
上記のような部分の性能を上げることで、住宅そのものの断熱性も総合的に向上します。
概算ではありますが、断熱性能を高めるために、初期費用に400万円をプラスしてみてはいかがでしょうか。
そもそもエアコンの設置台数が少なくなりますし、冬であれば電気カーペットや電気毛布も不要です。電気代を削減できますし、室内で重ね着をせずに、薄着で動きやすく快適に過ごせます。
400万円を35年間で割ると、1年間で約114,286円。さらに114,286円を12カ月で割ると、1カ月で約9,524円。そして、9,524円を30日で割ると、約317円。つまり、1日あたり317円です。ご家族が4人であれば、1人あたり約79円となります。
※小数点以下を四捨五入して計算。
ご予算との兼ね合い、実現したい生活環境など、さまざまな条件が重なってきますが、長期的なランニングコストなども含めて、家づくりを考えてみてくださいね。根上建築では、無料の家づくり相談会も実施していますので、お気軽にご連絡をいただけたらと思います。
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