新築マイホームの生活の感想:秋と初冬を過ごして
2020.12.01
いつもお世話になっています。根上建築の代表・根上卓也です。
以前には、マンションから現在のマイホームに引っ越しをして、台風など雨や風の強い時期を過ごしての感想をお伝えしました。今回は、秋から初冬の季節に掛けて、気づいたことや体感したことをお届けしたいと思います。
急に暑い夏が終わって、肌寒い時期に切り替わったような感じでしたが、10月頃はざっくりと外気の温度が約20度で、マイホームの室内の気温は約25度で保っていました。11月に入ってからは、朝晩は特に冷え込むようになってきましたが、おおよそ同じような室温で過ごせていました。
このように外が寒くても、住宅の内側が暖かい温度を維持できる理由は、優れた断熱性や気密性です。因みに、日当たりの関係を考える方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家は、朝方に東側から太陽の光が入ってきますが、南側に隣家があるので、日中はそこまで多くの陽射しや熱が入ってきません。
その代わり、住宅の基礎部分に断熱材を配置した基礎断熱、窓のサッシには金属製よりも熱が伝わりにくい樹脂製のもの、窓ガラスは空気よりも熱伝導率の低いアルゴンガスの入ったトリプルガラスを採用しています。住まいの性能を高めることで、外気温の影響を抑えて、冬でも暖かく過ごせる室内環境を保つことができています。
高性能な住宅の場合、初期費用は一般的な住宅よりも掛かってしまいますが、数十年といった長期的な光熱費などのランニングコストも含めて考えると、トータルの費用はほとんど同じか、もしくは割安にもなります。
長期的なランニングコストや家族の快適な生活などを総合的に判断しながら、家づくりやリフォームの計画をしてみてはいかがでしょうか。今後も定期的にマイホームでの気づきや実際の体感、計測しているデータなども、お伝えしていきますので、楽しみにしていただけたらと思います。
根上建築
代表・根上卓也
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