前回(https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/4120.html)に引き続き、根上建築が実際に手掛けてきた注文住宅の施工事例として、
高断熱・高気密・高耐震でオール電化でもある高性能な自然素材の家、豊川市「八幡の家」のご紹介です。

今回はキッチンを中心にダイニングとリビングを振り分けた1階の間取りのポイントや根上建築オリジナルのダイニングテーブルなどを詳しくご紹介いたします。

玄関を入ると右手には広々としたシューズクローク。外で使う道具や小物なども置けるといった、さまざまに活用できるスペースです。左手側には通常の収納棚も。また小さな腰掛けベンチを取り付けているのもポイントです。

内壁は自然素材の漆喰を中心に採用していますが、玄関ホールの左手側には大理石風のフロアタイルを使って、オシャレな空間を演出。ダーク系の色を取り入れることで、引き締まったシャープな印象を与えています。

玄関から真っ直ぐ進むとパントリーもあるキッチンに。1階の間取りは、キッチンを支点にしてダイニングとリビングを振り分けたスタイルです。緩やかな繋がりがありつつも、食事をする場所とくつろぐ場所とを、それぞれ程良く区分けしています。

ダイニングには、根上建築オリジナルのケヤキの一枚板のダイニングテーブルも。ケヤキは硬くてキズが付きにくい特徴を持っています。またダイニングの一角には、パソコンをおいたご家族共有のワークスペースも。

その隣のお部屋は、洗面所へと続く部屋干しとアイロン台のスペース。裏庭へ出られる勝手口もあるので、洗濯物を外に出したり、片付けたりするのも簡単です。家事動線や回遊性に十分に配慮してあるのも大きな特徴となっています。

次回はリビングと繋がりのある小上がりの和室や2階の寝室、子供部屋などを中心に豊川市「八幡の家」をさらに詳しくご紹介します。