ウッドデッキの塗料をいろいろと探している方は多いのではないかと思います。
塗料にはそれぞれ特徴があり、どれが最適で、どれが不適合かということはありません。ご自身の使用用途に合った塗料をお選びいただければよいと思うのです。
その中でも、一般的に多く使用されている塗料をご紹介します。

ウッドデッキに使用する塗料の種類

キシラデコール

ホームセンターでも手に入るキシラデコールは、プロも現場で良く使用します。成分として防腐剤効果も含まれているため、木材をより長持ちさせます。塗布する際には灯油のようなにおいがしますが、乾燥してしまえば無臭となります。もはや不動のNo1商品と言えるかも知れません。

ウッディガード

水性の塗料ではありますが、浸透性がよく塗布が伸びやすいです。耐久性は油性には劣りますが、塗りやすく仕上がりが綺麗です。

バトン(VATON)

天然植物油脂性の塗料で環境にやさしい塗料です。塗り心地は絵の具の様に重くべっとりとした感じがします。余分な塗料は布などでふき取るようにした方がよさそうです。

リボス タヤエクステリア

ネットで紹介されているリボスですが、実際は塗りづらい印象。かなりべっとりとしているので、刷毛で塗るのは困難。また木目も隠れやすいので、木目を楽しむには不適格。

ウッドロングエコ

個人的に一番おススメしているのが、このウッドロングエコ。基本色の指定はなく、粉を水で溶かし塗布するだけという自然系の塗布材。仕上がりの色は自然な灰色で、北欧スウェーデンで1回の塗布で60年以上木材が持つという代物。(ただし気候の違いもあり、日本の様に梅雨があったり、木材の種類の違いがあったりで正確な期間はあいまいですが。)日本でも塗布されるご家庭が増えてきているのは事実で、杉板に塗布した経過などを見ると数年は持っているような印象です。

その他

紹介した塗料以外にもオスモカラーやジャラオイルなどの塗料もあります。塗布時期の周期と価格が比例している感じですので、高価であれば長年塗布せずとも持ちますし、安価であれば、1年単位で塗布が必須になりそうです。