住宅の売買には、不動産屋さんなど仲介業者を必要とします。仲介業者のいないインターネットでは、いままで中古住宅の売買はできませんでした。
しかし、ここにきてソニーとYahoo!がソニー不動産を仲介業者として、インターネットでの中古住宅売買を成立させる考えのようです。以下抜粋記事です。(7月7日付)

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ソニーとヤフーは不動産分野で資本・業務提携する。ソニーの不動産子会社にヤフーが出資し、2015年中にインターネット上で消費者同士が中古住宅を売買できるサービスを立ち上げる。政府は20年までに中古住宅の流通・リフォーム市場を20兆円に倍増させる目標を掲げている。ネットで売買できる環境が整えば、中古不動産の流通市場の活性化につながりそうだ。  7日にも発表する。ソニーの連結子会社であるソニー不動産(東京・中央)が、ソニーによる追加出資と併せてヤフーを引受先とする第三者割当増資を実施する。ヤフーは20億円程度を出資し、ソニー不動産の株式の約4割を取得する見込み。  ヤフーとソニー不動産が立ち上げるサービスは、ヤフーが運営する。物件の売り手は自由に売却価格を決め、買い手は仲介業者に頼らずに交渉したうえで売買を成立させる仕組み。売買の実務はソニー不動産が支援し、個人間でも安心して利用できるようにする。  まず東京23区を対象に始め、当初はマンションのみを扱う。両社は売買が成約した際に手数料を受け取る。仲介手数料は取引価格の3%に6万円(税別)を加えた額が法定上限だが、両社のサービスはそれよりも割安になりそうだ。

日経 2015年07月07日朝刊

まずは東京23区を対象としているそうですので、このあたりで開始されるのはいつになるかはわかりませんが、20億を投資したソニー不動産の未来は明るいのかどうか。。。
ネットで中古住宅買うのってちょっとどころではなく、怖いですけどね。。。(;´・ω・)

仲介手数料については、従来の不動産屋さんの手数料よりもお安くなるそうです。ここは、メリットなのかな。中古住宅の転売で利益上げる業者も出てくるのかもしれないですね~