在来工法ってどんな家?
2013.09.30
日本の伝統的な工法「在来工法」
在来工法とは
柱、梁、筋交い、土台を使い、木材でメインとなる「軸」を組み立てて建てる建築物を在来工法と呼びます。在来工法は四季のある日本の伝統的な工法で「在来方法」の他に、「木造軸組工法」「在来軸組工法」「在来木造」「木造軸組」などの呼び方があります。基本的に基準となる柱、梁、筋交い、土台がセットとなり、内容はどれも同じです。
在来工法の特長
在来工法は以下のような特徴を持っています。
- 特長
- 鉄筋コンクリ―トで作られた基礎(布基礎、べた基礎など)と土台をアンカーボルトで固定します
- 木材の仕口には「ほぞ」と「ほぞ穴」を作って連結し、さらに金物で固定します
- 筋交いやパネルを入れ、構造全体の強度をX方向Y方向で計算します
在来工法は、地震の多い日本において、独自の進化を遂げてきました。昨今では多種多様な金物が開発され「SE工法」や、構造合板による「SW工法」などがありますが、軸となる柱や梁は変わらないため、在来工法とそれらの工法で大きく耐震性については変わらないとのことです。
豊橋、豊川、田原市で在来工法の工務店をお探しの方へ
在来工法(木造軸組み工法)は、日本古来の伝統的な工法のため、どこの工務店でも同様の技術力を持っています。逆にSE工法やSW工法の場合、特殊な技術開発のための開発費用や、特殊加工にかかる費用、施工可能工務店の希少性などから、比較的割高な施工費となってしまいます。
中身を空けてしまえば同じ在来工法。〇〇工法という言葉に惑わされずにお住まい選びをしたいですね。