ハウスメーカーと設計事務所+工務店の違い
2013.09.26
ハウスメーカーと設計事務所・工務店の違いとは?
ハウスメーカーの特長
ハウスメーカーとは、大手住宅ハウスメーカーのことを指します。住宅展示場に自社製品の住宅を展示し、お施主様に製品を直接目で見て選んでもらうことができます。ではハウスメーカーの特徴を以下にまとめてみましょう。
- メリット
- 製品のフォーマットが決められているため、短期設計、短期工事が可能
- 自社開発の耐震性能や耐火性能などがある
- ブランド的価値
- 全て担当者が手続きをすすめてくれる
- デメリット
- 宣伝広告費や、タレント、キャラクターに費用がかかっているため割高
- 担当の営業は短期間でコロコロと入れ替わる
- アフターメンテナンスが高い、対応が悪いことが多い
- 独自工法の場合、リフォームが難しい
設計事務所・工務店(根上建築など)
設計事務所・工務店は、建築設計事務所を窓口にする場合と、工務店内部の設計担当者を窓口にする場合と2種類ある。
建築設計事務所を窓口にする場合は、建築設計事務所が設計監理、現場監理を行う。デザイン性に優れた家になりやすい。
工務店を窓口とする場合は、設計監理・現場監理を一貫して行うので費用をかなり抑えることができる。
それぞれにメリットがあるので、信頼できる工務店の場合は、工務店へ直接依頼する方がよいかもしれません。
- メリット
- 自由な設計(間取りやデザイン)が可能
- 自由な仕上材、天井高、間口が可能
- 施工費がハウスメーカーよりも安く仕上がる
- 担当者が変わらないことが多いのでアフターフォローが良い
- リフォーム工事などがスムーズに行える
- 鉄骨、鉄筋コンクリートなど構造の設計幅が広い
- デメリット
- 自由な設計のため、設計・施工に時間がかかることがある
- 住宅ローンや登記の関係は本人で行う(良い経験になる)
※ 根上建築ではコストを抑え、自由な設計、自由なデザインが可能です。
あなたの向いている建て方はどっち?
ハウスメーカーで建てることをおススメする人
- とにかく短期間で家を建てたい
- 間取りやデザイン、仕上材にこだわりがない
- ブランドの信頼性があればいい
- 施工費が高くても大丈夫
- めんどくさい手続きを任せたい
設計事務所・工務店で建てることをおススメする人
- 予算を低く抑えたい
- 間取りやデザイン、仕上材にこだわりたい
- 土地の形状が複雑なので、普通の間取りでは無理
- 特殊なスペースを作りたい(音響、地下室、ロフト、店舗)
- 木材の一つ一つまで見積金額を把握したい
まとめ
いかがでしょうか?それぞれのメリット・デメリットが見えてきました。
ハウスメーカーは実際建ててみると設計価格にして70~80万/坪の費用がかかります。工務店の場合は木造で40~60万、高くても70万/坪で施工が可能となります。もし仮に40坪の家を建てたとしましょう。差額の約20万/坪は800万の差となるわけです。
800万円分の価値をハウスメーカーに感じる方はハウスメーカーで、安くて自由な設計が良い方は建築設計事務所・工務店で建てられることをおススメします。
豊橋市・豊川市・田原市で建築設計事務所・工務店をお探しの方へ
根上建築では、建築デザイナーと連携しデザイン的にも、機能的にも優れた住宅設計を行っています。根上建築のコンセプトは「自然と共存」です。パッシブソーラーをはじめ、通風の面や、シックハウスの原因となる化学建材を使用しないなどの取組を行っています。
自由な設計、自由な素材選び、自由な発想、お待ちしております。