田舎に建てる家 メリットとデメリットを考える
2014.04.14
田舎で暮らすという考え方
都会を抜けて、田舎で暮らしてみたいという方が増えています。ここ東三河地区は都会という場所こそありませんが、それでも街中と郊外ではやや環境的にも異なります。
そこで今回は田舎で暮らすことのメリットやデメリットなどを少しまとめてみたいと思います。
田舎で暮らすメリット
田舎で暮らしてみたいという方の多くは「大自然」や「空気」といった漠然としたイメージを持って理想の家を描いているかと思います。また別荘地に泊まり、「こんな山の中で暮らすのもいいなぁ」なんて思ったかもしれません。では実際田舎に暮らしてみて良かったことは何かをまとめてみましょう。
- とにかく空気がきれい。
- 夜が静か
- 近所付き合いが濃い
- 土地が広い
- 自給自足がしやすい
- のんびりした時間が過ごせる
田舎暮らしは人間的な感情面でのメリットが大きいです。アトピーや喘息もちなどのお子様がいる家庭では、都心部の排気ガスやタバコといった汚れた空気さえも刺激となってしまいます。
田舎暮らしのここが不便
では逆に田舎暮らしではどういった不便さがあるのでしょうか?むしろ、この不便さを克服できなければ田舎暮らしは長続きしないのではないかと思います。
- 病院が遠い
- 下水がない、電気が途中までしかきていない
- やたらとクモが巣をつくる
- 野生動物のフンや尿
- ムカデなどの虫が家に入る
- 物資の調達が大変
老後になって、病院へ通う回数が増えると、困るのが病院までの距離。自分で運転できるうちは良いのですが、運転できなくなってからが大変。田舎ですからバスは一日に数本しかでなかったり、間に合わなければ、数時間待たされたりと苦労は絶えません。また下水がないことで浄化槽などの設置が必要であったり、給水がない土地では、給水を引き込まなければならなかったり。電柱が届いていない地域では、電気の引き込みも必要になったりします。
それでも憧れる田舎暮らし
実は私もそうですが、田舎暮らしに憧れます。最近では比較的近くに病院やショッピングモールのある田舎が増え、第二東名などの影響から、田舎でもアクセスがかなり充実してまいりました。都心部だけに焦点を絞るのではなく、少し田舎にはいったところら辺を探してみるのも手かもしれませんよ。