サッシの形状について
2014.03.11
家のデザインはサッシから
家を設計するとき、平面図の段階からどういったサッシにするのかを決めていきます。そうすることで、機能的に使えるサッシを選ぶことができるからです。
計画の段階で、ある程度決めておいたサッシの形状を今度は立面図に反映していきます。さらに室内の展開図を書くときには、もっと細かな寸法や室内機能に合わせた最終的な形状とサイズ、高さを決めていきます。
今回はそのサッシの形状の種類を少しご紹介したいと思います。
サッシの形状種類
引違い窓・片引き窓
皆さんのご家庭にも一つはあるかと思います引違い窓。片側をFixにした片引き窓です。
上げ下げ窓・オーニング窓・Fix窓
洋風のお家でよく見かける上げ下げ窓。上下が同時に動くタイプと、上が固定されているタイプとあります。
オーニング窓は人が外へは出れませんが、風はしっかりと通したい場所に最適なまど。開閉はレバーを回して開閉します。
Fixは明り取りのために使用し、窓の開閉ができないような場所に使用します。たとえば吹き抜けの上部や洗面所の明かりとして。
滑り出し窓・内倒し窓・外倒し窓
滑り出し窓には横タイプ、縦タイプとあります。また、滑り出しと逆に上部が開くタイプを倒し窓といいます。これには外タイプと内タイプがあり、排煙用の窓として使用することもあります。特に外倒しの場合は、雨の降り込み等があるため使用することはほぼありません。
折れ窓
大開口窓として使用されることが多くなった折れ窓。折りたたみながら開口できるため、サッシの幅全面が開口できる開放的なサッシです。引違窓にくらべ価格は2倍以上しますが、休日などにウッドデッキとリビングをつなぐ開放的なつながりを楽しみたい方には強くおすすめいたします。
いかがでしたでしょうか?ご自宅の窓の形状、変えてみたくなりませんか?今回ご紹介したサッシ以外にも、出窓や複合サッシ、住宅には使用することはないような高級で開放的なサッシなどもございます。ご興味がございましたらお問い合わせください。