前回に引き続き、家づくりの基本として、大きなポイントとなる間取りについてお伝えします。前回は階段の位置の重要性をご紹介しましたが、今回は水まわりや子供部屋について、お届けします。

水まわりは一般的に、まとめた位置にした方がベターです。給水や排水のための工事が必要となるので、分散させてしまうと、コストが高くなってしまいます。また、後から場所を変更したいと思っても、同様の理由でコスト面への影響が大きくなります。

トイレやお風呂、洗面脱衣所は、ある程度まとめた場所に。キッチンもなるべく近い方が良いでしょう。

例外としては、お料理が大好きな方やパーティーをよく開かれる方で、アイランド型キッチンをお気に入りの場所に設置する場合となります。特にこだわりが無いのであれば、水まわり全般は、なるべく近い位置にまとめるようにしましょう。

子供部屋に関しては、最初から細かく部屋を設置せずに、広くファミリースペース、フリースペースとしておくのがオススメです。

将来的に間仕切りの工事も可能なように計画しておきます。お子さんが成長して、中学生くらいになってから2つの部屋に区切った方が、有効に空間を利用できます。

お子さんが個室を必要になるまで、旦那様や奥様の書斎、部屋干しスペース、ゲストルーム、収納場所など、さまざまに活用できます。もちろん、必要がなければ、そのまま間仕切り壁を設置しないという選択も。

以上、今回は間取りのポイントとして、水まわりの位置と子供部屋に関して、お伝えしました。ホームページには、これまで根上建築が手掛けてきた施工事例が掲載されていますので、そちらも是非チェックしてみてくださいね。

【根上建築の施工事例】
https://negamikentiku.co.jp/works