根上建築が実際に手掛けてきた注文住宅の施工事例をご紹介します。今回は、大きな片流れ屋根が特徴の平屋の家、豊橋市「中原の家」です。

近年、老若男女を問わず、再び注目を集めるようになっている平屋の住宅。人気となるポイントや理由も含めて解説していきたいと思います。

道路拡張によってお住まいを建て替えることになったお施主様。ご家族で、いろいろなハウスメーカーや工務店などを見て回ったとのこと。そのような中で、知り合いの方から地元での評判をお聞きになったそうで、根上建築へと家づくりのご相談をいただきました。

以前までのお住まいは2階建てでしたが、より生活のしやすいように動線の短い平屋の家をプランニング。平屋と言っても、2階建てに近いようなスタイルで、天井が高く空間に余裕があり、お施主様のご要望にお応えして、ロフトもある間取りに。

平屋住宅の大きなポイントが、動線の短さ。一つの階で生活が完結する点です。上下階の登り降りもないので、将来的にも安心です。また天井を高くすることで、より広がりを感じられるのも魅力となっています。

外観の大きな特徴は、ダイナミックな片流れ屋根。玄関はプライバシー保護の観点から、道路とは面していない南側に。東側からは沢山の太陽の光を入れたいとの考えから、大きな窓を上下に二つ取り付けてあります。

東側の外壁には、自然素材の塗り壁材である漆喰を採用。他の三方の外壁には、軽量で耐久性のあるガルバリウム鋼板を使い、スタイリッシュにおまとめ。コントラストの映える外観の配色となっています。

本日は、ここまでですが次回は、余裕のあるリビング・ダイニングや掘りごたつのある和ブースなど、豊橋市「中原の家」の内観をさらにご紹介していきます。