木材の外壁利用:“縦張り”と“横張り”の違いやポイント
2020.10.29
根上建築では、天然の木材や漆喰といった自然素材をふんだんに使った家づくりやお店づくりをしています。今回は、外壁に木材を採用した場合の“縦張り”と“横張り”の違いについて、各種のポイントなどと併せて、ご紹介いたします。
“縦張り”
縦に木材を並べて張る方法です。縦にストライプが入ったようなスッキリとしたデザインになります。水はけが良いのも特徴で、昔ながら和風建築に多く見られます。
“横張り”
横に木材を並べて張る方法です。段々になるように張り付ける工法は、特に下見板張りや鎧張りと呼ばれます。横に広がりのある感じで、明暗ができて、重厚感のあるデザインになります。洋風建築によく見られます。
“縦張り”と“横張り”の大まかな違いは上記となりますが、建物の形やテーマ、お客様の好みによって、お選びいただけたらと思います。
外壁に天然の木材を使う場合には、雨に強く耐久性のある油の多い赤味のスギが基本となります。予算に応じて、ヒノキやヒバなどを使うことも可能です。
より長く安心して使用していただけるように、自然塗料を用いて、天然の木材を保護しています。メンテナンスは、10年に1回程度のサイクルで点検や補修、再塗装するのが目安。自然素材なので、一般的な建築素材のように廃番になることがなく、入手しやすいという点もメリットです。
ホームページの施工事例には、“縦張り”や“横張り”を採用した注文住宅も掲載されています。宜しければ、そちらも是非チェックしてみてくださいね。
【根上建築の施工事例】
https://negamikentiku.co.jp/archives/works
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