先日、豊橋市弥生町のM様邸にて上棟式が行なわれました。今回は、その模様をお伝えいたします。

上棟式とは、棟上(むねあ)げ式や建前とも呼ばれる建築の儀式のひとつ。これまでの工事が無事に終了したことに感謝し、また新築の家に災難がないように神様にお祈りする儀式です。

建築物の柱や梁(はり)といった構造部分を組み上げて、最頂部の棟木(むなぎ)を載せる際に実施します。建物に合わせて、適切な場所に祭壇を設けて野菜や果物、乾物などをお供えします。

当日は、曇り空で午前中の内に主要な構造部分を組み上げて、午後は内部の工事を進めていきました。道路拡張によって、お住まいを建て替えることになったお施主様。2階建てに近い形の空間にゆとりのある平屋建てが完成する予定です。

柱にはヒノキ、床にはマツ、天井にはスギ、内壁には漆喰といった自然素材がふんだんに採用されながら、気密性や断熱性、耐震性などに優れた高性能な住宅。バリアフリー設計で、将来にわたって使いやすい空間に仕上がります。

根上建築では、上棟式は基本的に代表の根上卓也が執り行ないます。今回はお母様と娘さんが中心となって参加してくださいました。祝詞の読み上げや四方へのお清めなど滞りなく進み、無事終了となりました。

上棟式の準備事項などは、前もってお知らせいたしますので、安心してお任せください。こちらの住宅の構造見学会や完成見学会など、決まり次第また告知をさせていただきます。

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