実際に家づくりの中で、上棟式・餅まきは一つの大きな区切りとなるイベントになります。今回は、上棟式・餅まきの準備や流れについて、ご紹介したいと思います。

上棟式の読みは“じょうとうしき”。棟上(むねあ)げ式、建前とも呼ばれる儀式の一つです。家の土台が出来上がり、柱や梁、桁などの骨組みが完成し、最頂部の構造材・棟木(むなぎ)を取り付けた際に行ないます。

お施主様には、お酒や野菜、果物、塩、米など祭壇にお供えするものをご用意いただきます。儀式を執り行なうのは、神主様もしくは根上建築の代表・根上卓也です。

上棟式の当日には、大工さんたちへの10時と15時の休憩時の差し入れや昼食、最後にお渡しするお赤飯とご祝儀などもご準備もお願いいたします。昼食は食事のスペースがありましたらお弁当を、スペースの確保が難しい場合には近くの飲食店を予約しておくのがオススメです。

2階建ての家の場合、午前中に1階の構造材が組み上がり、午後に2階も完成するといった流れとなります。上棟式の後に餅まきを実施する方は、お餅の手配も必要になります。当日の1週間前までに、お餅屋さんに注文をしておきます。併せて上棟の前と後に、ご近所の皆さんに挨拶をしておくと良いでしょう。

上棟式・餅まきの前後には慌ただしくなってしまうので、前もって準備をしておくと安心です。もちろん根上建築でしっかりとフォローいたしますので、気になる点や不明な部分は何でもお気軽にご相談ください。