根上建築がお手伝いをさせていただいたカフェを併設した小劇場「文化サロン・汽水域」様のオープニングセレモニーが7月25日(土)に行なわれました。今回はその模様をお伝えしたいと思います。

豊橋市東小池町89-1にオープンした「文化サロン・汽水域」様。オーナー様は、地域の伝統芸能や文化芸術活動などの振興や発展を目的としたNPO法人・三河三座の理事長でもある伊藤秀子さん。さまざまな交流ができる空間をつくりたいとの思いから計画され、今回のオープンの運びとなりました。

オープニングセレモニーは、鏡板(かがみいた)のお披露目と祝舞『高砂』。鏡板は高さ約2メートル、幅約3.6メートルで、ヒノキの板4枚を使用しています。松の絵は豊橋市の画家・早川洋介さんが担当。祝舞『高砂』は、喜多流シテ方の能楽師で、人間国宝である粟谷菊生(あわや・きくお)さんのご子息・粟谷明生さんが演じられました。

当日は、豊橋市長の佐原光一さんをはじめとする多くの来賓の方々や各種の関係者様、また新聞社、テレビ局などのスタッフさんたちにもご来場いただきました。誠にありがとうございました。

「文化サロン・汽水域」様には、5.4メートル四方の舞台と約30席の客席もあるので、お能や日舞、ダンス、ヨガなどの練習や発表にも利用でき、絵画や写真、生け花などの展覧会の場所としても活用できます。また併設のカフェも、もう間もなくオープン予定です。

次回はさらにオープニングセレモニー当日のウッドテラスでの挨拶や根上建築の代表・根上卓也も頂いた感謝状の贈呈の模様などをお伝えいたします。

【関連リンク】
「汽水域様のインスタグラム」
https://www.instagram.com/cafekisuiiki/