工務店とは、一般的に各地域に密着した施工を行う工事会社を指すことが多いです。
言い換えれば、地元密着の面倒見の良い施工会社ということになりますね。
そんな工務店、実はよく知られてはいませんがいろいろなタイプの会社があるんです。今回はそんな「工務店とは」どういったタイプがあるのかを少しお話ししていこうと思います。

少人数の工務店・大人数の工務店

工務店にはそれぞれ得意とする工事の規模があります。
2~3人で経営する工務店では、主に住宅メインで工事を請け負います。
10人~数十人の工務店では、営業・企画設計・施工監理などの部署に分かれ中小規模の店舗や会社、医院などの施工を行います。
また、少人数の工務店では木造がメインで、鉄骨や鉄筋コンクリートの施工は比較的少ない傾向にあります。それは住宅が多いからという点が上げられますが、中にはあまり経験が無いので施工できない工務店もあります。

職人がいる工務店・営業だけの工務店

驚かれるかもしれませんが、工務店には「建築知識の少ない」工務店もあります。
そんなので家が建つのか?と思われるかもしれませんが、建設業の許可さえ取っていれば工事は請け負うことが可能で、スタッフに一人2級建築士以上の資格者がいれば、素人のあなたでも会社を立ち上げることができます。それを可能にしているのが、フランチャイズの住宅スタイルです。フランチャイズの住宅とは、ある企業が作成したフォーマットの住宅を各営業所が販売し、工事は下請けに任せて住宅販売を行う住宅のことを言います。つまり、設計らしい設計はフランチャイズ元のデータを流用し、販売側はそのフォーマットにどのような間取りタイプで、どのようなオプションをつけるのかを打ち合わせするだけなので、資格らしい資格がほとんどいらないのです。
ちょっと怖いですよね?でもそういう工務店も実は存在しているので、ちょっと施工の話をそれとなく聞いてみると知識があるのか無いのか分かってしまうかもしれないです。
ただ、もっと簡単に見分ける方法もあります。それは「職人のいる工務店」を選ぶこと。根上建築のように大工自ら設計施工している工務店は技術も、現場での知識も豊富で安心して住宅を注文することができます。
「住宅を建てたい」場合には、「職人のいる工務店」を選ぶことも安心して任せられる基準になるかもしれないですね。

根上建築では、確かな技術とお施主様に寄り添う住宅設計を目指しています。
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