前回(https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/3986.html)に引き続き、根上建築の歴史をお伝えしていきたいと思います。

1974年(昭和49年)に、愛知県豊橋市の実家の畑だった場所を利用して、事務所・工場・自宅を建てて、根上隆洋が根上建築を創業。地元の豊橋や豊川を中心にして、新築の一戸建て住宅の建設やリフォームに従事します。

1975年(昭和50年)には、後に根上建築の二代目となる根上卓也が誕生。成長して10歳になった卓也は、小学校のタイムカプセルに入れるメッセージカードに、将来の夢として“父親を超える大工になりたい”と書いていたというエピソードも。

中学校を卒業すると地元の豊橋工業高校の建築学科に入学。実技や座学を修めて、高校卒業後には、京都で大工見習いとして修行に出ます。現場での経験を積んで、地元の豊橋市に戻り、父親・隆洋とともに根上建築にて、家づくりやリフォームを手掛けていきます。

柱や梁(はり)といった構造材から大工職人がノコギリやカンナなどを使って仕上げていく“手刻み(てきざみ)”で、一棟一棟を丁寧な仕事で完成させていきました。父親と二人三脚で仕事をしながら、さらに技術を磨き、知識も蓄えて建築士と宅地建物取引主任者(現在の宅地建物取引士)の資格も取得。

2012年(平成24年)には、より一層デザインにも力を注ぎたいという思いから、Nデザイン建築士事務所を立ち上げ、2013年(平成25年)には根上建築を継ぎます。工務店とデザイン事務所といったハイブリッド型の建築会社の体制が整います。

2017年(平成29年)には、お打ち合わせやイベント会場としても利用可能なショールームが完成。2020年(令和2年)には、モデルハウスでもある根上卓也のマイホームも完成しました。

2024年は創業50周年を迎える根上建築は、引き続き多くの皆さんに喜んでいただけるようなサービスやイベントを提供していきたいと考えています。今後とも宜しくお願いいたします。

【関連記事】
「根上建築スタッフ紹介:代表取締役 根上卓也・前編」
https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/1955.html
「根上建築スタッフ紹介:代表取締役 根上卓也・後編」
https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/1958.html