根上建築の施工事例:「老松の家」のポイント①
2019.03.21
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根上建築が実際に手掛けてきた注文住宅をご紹介します。今回は、デザインとともに住まいの性能も非常に優れた「老松の家」のポイントを詳しくお伝えします。
ご近所ではあまりないような家をご希望されたお施主様。直線を活かした四角いスッキリとしたお住まいが完成しました。さわやかなブルーに杉材の木目が映える外観です。
道路側には窓をあまり付けたくないとのご要望から、2階部分に小さな窓を取り付ける形に。その代わりに、両サイドには大小複数の窓を取り付けて、太陽の光がたっぷりと入るように設計してあります。
土間空間と階段部分の吹き抜け上部には天窓があるのも特徴です。階段の1階部分には、光を取り入れつつ人の姿が見えないようにフロスト処理された窓ガラス。2階部分には、通常の窓ガラスで青空も見えるクリアなものを採用しています。
スケルトン階段は、鉄骨ですがホワイトで仕上げて、踏み板に無垢の杉材を置くことで、シャープな印象ながらも木の温もりを感じられるスタイルにまとめてあります。
ベランダの位置は、道路側とは反対の東側に。ご近所やお隣からの視線を抑えて、洗濯物が見えないように配慮してあります。外壁には平成29年度の省エネ大賞を受賞した断熱セラミック塗材のガイナを採用。断熱性能をより向上させているのも大きなポイントです。
次回はさらに土間空間やキッチンまわり、内壁の塗材と断熱性能の高さの理由などについて詳しくお伝えしたいと思います。