床暖房の種類

床暖房の種類を知ろう

床暖房には温水式と電気式とがあります。それ以外にも昔エアコンの空気熱で床暖房をするという商品も扱ったことがあります。それでは、床暖房について少し見ていきましょう。

温水式床暖房

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温水式床暖房には石油・ガス温水ボイラ、太陽熱、ヒートポンプユニット等の熱源から、パネル型、床下敷設型、温水マット型、埋込型のタイプを選び床下に敷くものです。設置面積が広いほど施工費が安くなり、またランニングコストも灯油の場合などは比較的安くあがります。しかし定期的にメンテナンスを行う必要があり、ボイラー式の場合では8年程度で交換が必要になります。

電気式床暖房

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比較的省スペースの施工に適していて、大面積よりも小面積の設置費用が安価。また温水式と違いメンテナンスが不要である。ただし、ランニングコストがかなり高くつく。温まるまでに時間がかかる点なども欠点と言えそうです。

床暖房を選ぶポイント

床暖房大きく2種類に分類しましたが、細かく見ていくとさらに分岐して選択肢が増えます。電気式には蓄熱式や非蓄熱式があったり、温水式にもオール電化用とガス用があったりします。
今回は温水式と電気式を選ぶにあたって、どちらがその家庭に向いているのかを簡単にまとめてみたいと思います。

温水式床暖房に向いている家庭

温水式は長時間その部屋にいることが多い家庭、つまりご年配の方や専業主婦などのように一日中家にいることが多い家庭に向いています。ランニングコストが電気式に比べ安いため長時間床暖房を入れていても安心ということなんでしょうね。

電気式床暖房に向いている家庭

温水式の床暖房の反対で、長時間外出していることが多い家庭に向いています。また電気式は面積の小さな床暖房に向いていますので、キッチンの台所のみ、リビングソファの下のみなどのように限定した使い方がおすすめです。ランニングコストが高いため、面積を小さく短時間での使用が主な使い方となりそうです。