家づくりに必要なこと

何から始めればいいの?

先日知り合いから急に言われてなんて答えればよいのか戸惑いました。まず漠然としすぎていて何から説明すればよいのかが全く分からなかったためです。しかし建てたい側というのは、むしろこういった漠然とした疑問が常にあるのではないかと感じました。
そこで今回は家づくりに必要なこと、何から始めればよいのかを少しまとめてみたいと思います。

家づくりの準備

土地を用意する

当たり前なことですが、ココがとても重要なポイント。まず人生設計をしてみたときに、自分に子供が何人できて、何歳で進学、何歳で就職、その後の自分の生活をどうしようかなどが出てくると思います。子供さんがいるのであれば、土地から学校が近いこと、通学が便利であること、防犯上安全であるかどうか、近くに遊べる公園があるかどうかなど検討項目が増えます。
あなたの職場が電車通勤であれば、駅から近いこと、でも電車の音がしない静かな住宅街がよいなど土地を探すだけでも意外と多くの条件が必要となってきます。

依頼先、施工業者を決める

土地の準備が整いそうなころ、施工業者や依頼先を決めていきます。建築設計事務所、工務店、ハウスメーカーとありますので、自分の理想に合った依頼先がよいでしょう。

建築設計事務所

良くご存じのとおり、建築設計事務所であれば法律的に可能な範囲のどんな家でも建つと思っていただければ大丈夫です。鉄筋コンクリート、鉄骨、木造、3階建て、地下室、マンションなど。

工務店

工務店にはゼネコンから小さな大工屋まで幅が広いですが、地元で建てる家では、地元の工務店がその地形を良く理解しているのでおススメです。また大工さんは職人なので設計部分は建築設計事務所と協力して行うこともあります。根上建築は、建築設計事務所と工務店が一つの企業体になっています。

ハウスメーカー

大手ハウスメーカーの多くは展示場を持っており、展示場にてその家を見ることができます。見やすく、わかりやすく、買いやすいがメリットのハウスメーカーですが、その分費用は工務店の1.5~2倍程度かかります。

設計・施工

依頼先を決めますと、後は依頼先がてきぱきと動いてくれます。時にはご自身で申請などに向かわれることもありますが、依頼先がアドヴァイスをくれるので、ほぼお任せ状態で進みます。

引き渡し

土地と依頼先を決めてしまえば、後は気が付くと引き渡し時期になっていることが多いです。といいますのも、施工中は仕上げ材の選定やら、設備機器の選定で意外とバタバタ決めなければならないため、あっという間に引き渡し時期になっていることが多いからです。


まとめ

いかがでしたでしょうか?もちろん資金的な問題もありますので、本日紹介した流れだけではないところもありますが、家づくりに関してはこんな感じの流れになります。
住宅ローンや土地の購入資金などは、不動産屋さんや依頼先がアドヴァイスをくれます。もちろんご自身で探された方が低金利で良いところが見つかるかもしれません。とにかく家づくりは焦らずじっくりと考えていくことが必要なのではないでしょうか。