家づくりを始めようと思った時に、何から手を付けて良いのか、何を優先すれば良いのか、なかなか判断するのが難しいと思います。

そこで今回は、家づくりのとても重要なポイントとなる資金計画についてご紹介します。

資金計画で考慮しなければならない費用は、土地代や建設費だけではありません。不動産取得税、庭や駐車場のための外構費、引っ越し費用、新居で生活を始めてからの電気、ガス、水道などの光熱費、お子さんのための教育費、また老後の資金など多岐に渡ります。それらを全てトータルで加味して、資金計画を立てていく必要があります。

特に光熱費に関しては、気密性・断熱性といった住宅の性能とも大きく関連してきます。住宅性能が低い場合には、エアコンが各部屋に必要となり、設備費用と一緒に電気代も多く掛かってしまいます。高性能な住まいの場合には、エアコンが1・2台程度で十分となり、その分、設備費用や電気代も抑えることが可能です。

また長期に渡って良好な状態で使用できる住宅として一定の基準をクリアし、長期優良住宅の認定を受けると、ローンの優遇や補助金制度の利用も可能になります。

住宅の性能と長期的なさまざまなランニングコストとの関係にも注目して、資金計画を検討してみてください。