根上建築が実際に手掛けてきた住宅をご紹介します。今回、ご紹介するのは、限られた空間を有効に利用しつつ開放感を演出した2階リビングの「小坂井の家」です。

ご結婚をされたことをきっかけに、一戸建て住宅を検討されていたお施主様。建築業界でお仕事をされている旦那様は、根上建築を以前から知っていてくださっていました。根上建築が手掛けた無垢の杉材をふんだんに採用した豊橋市の「東岩田の家」http://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/1944.html)を見て、気に入っていただけたようで、今回、家づくりのご依頼をいただきました。

既に、自分たちの条件に合う土地が見つかり、家を建てる場所も決まったというお施主様。立地や土地の形状に合った最適なプランをご提案しました。コンパクトながら太陽の光の採り込みにも十分に配慮して、1階部分には、寝室と収納のための物置を、2階には開放感のある明るい吹き抜けのリビングのプランです。

2階リビングの吹き抜けの天井は、杉板張りに。無塗装の木材を使っているので、木の香りが室内に広がり、森林浴をしているような心地良さを感じられるリビングに仕上がりました。

断熱材には高性能なグラスウールを採用。寒い冬に暖かい空気が、天井で留まらないようにシーリングファンを取り付けて、室内の空調を整えられるようにしてあります。

次回は、さらに豊川市「小坂井の家」の内観を詳しくご紹介いたします。