前回(http://negamikentiku.co.jp/?p=1944)、豊橋市の「東岩田の家」の外観をメインにご紹介しました。自然塗料のオスモカラーで明るいオレンジ色に仕上げた無垢の杉板はパッと目を引きます。
今回は、内観を詳しくご説明していきたいと思います。

玄関の扉を開けると、広いホールと廊下。ダークブラウンのフローリングやブラックの収納棚とトイレのドアが、白い壁や天井の無垢材の木目と鮮やかなコントラストに。この配色により、引き締まった空間を演出するだけでなく、自然素材の温かみとモダンな雰囲気を掛け合わせた空間に。

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リビングは高さと広がりを持つ吹き抜けにすることで、実際よりも広さを感じる設計になっています。シーリングファンも設置して、住宅全体の空気環境を均一に保ちます。

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断熱材には、天然木質繊維のセルロースファイバーを使っています。無垢材との相乗効果により、室内の温度差を抑えて、快適な温度と湿度を維持。

外壁と同様に、天井には奥三河産の無垢の杉板を張り、柱には岐阜産の無垢の桧を採用しました。

その他、代表取締役の根上卓也が手掛けた天井まで届く収納棚や階段の格子や自由な間取りの2階など、さらに次回に詳しくお伝えします。