駐車場のデザインっていろいろあります。今回は枕木の駐車場についてすこし。

カフェ風の駐車場をつくる

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人気の枕木は、カフェなどのおしゃれな店舗の駐車場やアプローチなどでよく見かけますね。

枕木は防腐処理が施されているので、比較的安心して地面に埋めることができる自然素材です。枕木の敷き詰め方によってはとてもおしゃれに、モダンに見せることができます。

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枕木の敷き詰め方のポイント

枕木の敷き詰め方のポイントはなるべく隙間を空けないこと。よく予算が足りなくて枕木枕木の間を30㎝以上離して設置してある駐車場などを見かけますが、あまりきれいではありません。(個人的な感覚もあるのかしら?)

枕木の美はやはり敷き詰めた隙間から覗く草木や花とのコントラストだと思います。できるだけたくさん敷き詰めて設置したいですね。

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駐車場に設置する場合

駐車場に設置する場合には、枕木をコンクリートなどで固定して砂を目地に入れて固定します。タイヤが乗らないところは芝にしたりしてコントラストを楽しみますが、ここもできれば敷き詰められるとカフェ感がぐっと上がります。(笑)

枕木の注意点

枕木を駐車場に敷き詰める場合の注意点ですが、2つあります。1つは雨の日に滑ることがあるということ。これは以前うちの駐車場に枕木を敷き詰めてあった時の経験ですが、排水のため勾配を付けていた駐車場では、少しの傾斜で滑ることが多々ありました。また、ヒールなどの尖った靴を履かれるご家庭では、枕木の種類によっては穴が開いていたり、亀裂が入っていたりするので、注意が必要です。

もうひとつは、白アリ対策です。

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枕木と白アリ

枕木に白アリはつきものです。防腐剤が塗ってあったとしても100%防ぐことは不可能です。現に枕木に白アリが湧いているのを何度も目撃しました。駐車場などの様に地中にコンクリートで埋めてしまうと、雨でぬれた枕木がなかなか乾かない状態となります。この湿った木が白アリの餌となるわけです。駐車場から数メートルという距離離れていたとしても、白アリは枕木から建物の屋根裏まで入り込む生命力をもっております。枕木を埋める際には、白アリの対策をお勧めいたします。