狭小住宅、1000万で建てる家、健康住宅、いろいろと人気のあるタイトル記事の雑誌。今日はその中から、安く建てるためのコツを少しお話ししたいと思います。
今までにも何回か記事を書いてきましたが、今日は少しだけ視点を変えて別の角度からお値打ち住宅を見てみたいと思います。

アパートに学ぶ、格安住宅

新築住宅を検討されている方の多くは、アパートから家賃分で新築にできないか?ということ。今回の視点はアパートに住んでいる方が一戸建てに住み替えるにあたって、家を安くするコツをまとめてみました。

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家を安くするコツ その1
外壁面積を小さくする

今まで何度も説明してきましたが、やはり、真四角の家が一番効率がよいです。面積が増えるほど外壁材だけでなく、防水シートや下地材、断熱材、間柱などたくさんの材が増えてまいります。また、複雑な形状であればあるほど、人工もかかってきてしまい、かなり割高な住宅となってしまいます。
今までアパートに住んでいた方なら、真四角の家であっても問題ないのではないでしょうか?

家を安くするコツ その2
設備をアパート仕様にする

キッチン、洗面、浴槽などの設備は、アパート仕様と一般住宅仕様ではかなり金額に開きがあります。これは、アパートの設備が、住人が変わるたびに簡単に取り換えが効くように低コストの素材を使っているためです。特にキッチンに関しましては、一般住宅で100万以上する設備でも、アパート仕様ならば20万程度で収めることができます。
アパートに住んでいる感覚で住宅を考えてみると、意外と妥協できたりしちゃうものですよ。(;´∀`)

家を安くするコツ その3
天井を高めにしておく

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一般的に天井が低い方が安く上がるし、光熱費もかからない!というのはわかりますが、何せ予算がない住宅では、面積を小さくするために物入れなどが削られてしまいます。そこで、天井を高くしておくことで、後々2段ベッドのようなロフトを追加していくことで、室内の面積を確保したまま物入れスペースや、ロフトベッドのような使い方ができて便利なんです。
また、子供が増えた場合にも、天井が3mちかくあれば、3段ベッドも可能。小さい家に住まうコツです。

家を安くするコツ その4
全部ひとまとめの部屋にする

冬場寒い、夏場暑いなんて思うかもしれませんが、各フロアさえ区切っておけば、あとは建具なんていりません!建具ひとつで3万ちかくします。どうせ狭い家ならば、狭苦しい建具は取っ払っちゃいましょう!また、狭い家であれば、暖房も冷房も全室すぐに効きます。とにかく狭さを利点に変えてしまえばOK。アパート感覚で住んでみましょう!

家を安くするコツ その5
照明器具は大きなシーリングひとつで!

照明器具にはいろいろありますが、ダウンライト系が一番高くなります。なぜならば、シーリングライト一つ分の明るさを確保するのに、ダウンライトは倍以上の値段で4~6灯付けなければならないからです。また、電球自体もダウンライトの数だけ必要になりますので、シーリングライトにまとめておくのが吉です。