不動産にかかる税金|土地・建物購入の知識
2013.09.20
不動産には「取得時」「保有時」「譲渡時」の3つの大きな税金がかかります。土地建物を購入したら、予想以上に費用がかかった!なんてことがないように、確認しておきましょう。
購入時
印紙税
売買契約書、建築請負契約書、金銭消費賃借契約書(ローン利用時)などの契約時に印紙税を消印し納税します。
契約金が1000万~5000万までの場合、2万円の印紙が必要になります。
登録免許税
所有権移転登記や保存登記をする際にに発生する税金が登録免許税です。
所有権移転登記は土地の購入時に発生。
所有権保存登記は新築時に発生。
移転登記は中古住宅購入時に発生。
民間住宅ローン時には抵当権設定に必要です。
各税額は、課税標準額から算出されるため、固定ではありません。
不動産取得税
土地、建物を購入、新築、贈与された場合にかかる税金です。
納税は、財務事務所から送られてくる通知を受け納めます。
保有時
固定資産税
1月1日時点で所有している不動産(土地・建物)に対して発生します。
新築物件において12月末に建物が完成し引き渡されている場合、住んで間もない住宅でも1年分の税金を課せられます。
逆に1月1日を過ぎて引き渡された場合、その年一年は納税の必要がなくなります。小さなことですが、50坪程度の土地と上物で年に15万~20万前後かかりますので、引き渡し時期が年末から年始にかけての方は、年始にしてもらった方がよさそうです。
都市計画税
固定資産税と同様に1月1日時点で都市計画法で指定されている市街化区域内に土地・建物を所有している場合に課せられる税金です。
納税は年に4回(一括も可)。
譲渡時
所得税+住民税
不動産(土地・建物)を売却された際の所得(譲渡所得)に対して課せられる税金です。