塗り替え工事の費用相場

施工する壁面の面積や建物の形状にもより大きく変化いたしますが、一般的な住宅サイズで60万~140万程度の費用がかかります。中身はどのようになっているのか少し見てみましょう。

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塗り替え工事を依頼する先の違い

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塗り替え時には、それぞれ施工したハウスメーカーや工務店へ依頼することが多いかと思います。もちろん直接塗装業者へ依頼してもよいわけですが、それぞれ特徴がありますので少しまとめてみます。

ハウスメーカーへ塗り替えを依頼場合

ハウスメーカーへ塗り替え工事などを依頼すると、思いのほか費用がかかります。

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うちの実家も某ハウスメーカーの家ですが、リフォームやら塗り替えやらの時には、異常なほどの金額で提示してきます。また、雨漏りや施工不良などのクレーム対応には、半年以上動いてもくれません。(おっとここで愚痴をこぼしても仕方がない。。。(-_-;))
ハウスメーカーに塗り替え工事を依頼すると、まず実際の工事費用にハウスメーカーの中間マージンが発生します。この中間マージンには、営業マンの給料、現場担当者が下請けへ依頼するいわば監理料などが含まれます。また、ハウスメーカーは独自の施工技術で家を建てますので、そのハウスメーカーを施工したことがない業者が下手に触れないという独占的な下請け構成となっています。そのため、少々高値で提示してもお客様は従わざるを得ない場合があるのです。

設計事務所へ塗り替え工事相談する場合

設計事務所へ塗り替え工事を依頼する方は少ないかとは思いますが、もしあなたの家が設計事務所に依頼して建てたのであれば、設計事務所へ相談されると気前よく塗装業者を紹介してくれます。もちろん設計事務所へのマージンなど必要ありません。自分の設計した家の相談事は快く請け負ってくれます。ただし、全く関係のない設計事務所へ相談しますと、そうではない場合もありますのでご注意を。

工務店へ塗り替え工事を依頼する場合

工務店へ塗り替え工事を依頼すると、無駄のない塗り替え工事になります。といいますのも、塗装業者は塗装のことしか家を見てはくれませんが、工務店が監理者として入ることで、塗り替え以外の修繕部分もチェックしてもらえます。また、工務店が塗装業者に相見積で発注するため、塗装工事業者直接依頼するよりも、実際の施工費は少し安く上がります。もちろんその分の監理費も発生しますので、塗装工事業者直接依頼するのとほぼ変わらない金額になります。つまり、工務店の監理の目が入る分お得といえます。

塗装工事業者へ依頼する場合

親切な塗装工事業者、知り合いの業者などへ依頼できると一番安くあがるのが直接の依頼だと思います。ただ、中には悪質な業者もいますので、直接の発注の場合ハウスメーカーなみに高値で見積もる業者もあります。近くに工務店や設計事務所がない場合や建売などの家の場合は、塗装業者3社ほどで相見積をとってみるとよいでしょう。良心的な塗装業者がわかるかと思います。


実際の塗装工事費用の中身

塗装工事費用は、意外にも高いものです。塗料だけの値段を見れば「なんでこんなにするの!?」と思われるかもしれません。しかし実際にはいろいろな経費がかさんで、あのような金額になっていることを理解しなければなりません。

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上のグラフはおおよその工事費の割合を示したものです。
足場を組み、養生シートを張り、外壁の下地を補修し、シーラーを塗ってそれから仕上塗装をし、足場を外して終了となります。諸経費には、現場までの運賃やガス代、事務費などが含まれています。


外壁塗装工事依頼のまとめ

いかがでしたでしょうか、うまくまとめられていない部分もありますが、次回は塗装の種類について少し触れてみたいと思います。
豊橋市、豊川市、田原市で外壁の塗り替え工事をお考えのお客様、お気軽にご相談ください。