コロナコロナで大変な年になりました。
皆様ご無事でしょうか?
隣豊川市では市民病院でクラスター発生。またその家族も感染が広がり大変な感じになってきました。
でも決して感染者捜しはしない世の中であって欲しいなと思います。
感染者であってもなくても、ちゃんとマスクしてフィジカル ディスタンス(ソーシャルではないです。)保っていれば、ほぼ感染しません。
一人一人の意識で防げるものですので、皆様がんばって乗り越えましょう。

ということで、今回は来年から省エネ住宅の基準がもう一段階増えるというお話です!
そもそも省エネ住宅とはなんぞや?という人のために説明いたしますと

省エネ住宅とは

省エネ住宅とは、経済産業省 資源エネルギー庁が指定する「省エネルギー住宅」のことを言います。
経済産業省では以下のように示しています。

我が国の家庭のエネルギー消費において、約30%を占めているのが暖冷房です。省エネ性能の高い住宅とは、この暖冷房のエネルギー消費を抑えることのできる住宅です。
冬においては、室内の温かい空気が逃げないこと、夏においては、室外からの熱が室内に侵入しないことで、少ない暖冷房エネルギーで快適に過ごすことができるようになります。そのために重要なのが、冬に熱を逃がさない「断熱」と、夏に熱を侵入させない「日射遮蔽」です。
省エネルギー住宅は、エネルギー消費を抑えるだけではありません。「断熱」と「日射遮蔽」により、冬は「部屋の中の暖かい空気が逃げず、部屋内や部屋間の室温がほぼ均一の家」「北側の風呂もトイレも寒くなく、結露もしない家」、夏は「室外からの熱気が入らずに涼しい家」「小型のエアコンでも良く効き、朝・夕は風通しの良い家」が実現できます。つまり、「省エネルギー住宅」=「快適な住宅」であるといえます。

つまりは、簡単に言ってしまえば「高断熱住宅」です。

その「高断熱」などを施した住宅に等級が設けられており、これまでは4段階だったわけですが、来年2021年からは5段階目が作られますよというお知らせですね。
詳しくは記事抜粋をご覧ください!

国土交通省は省エネルギー住宅の新しい基準をつくる検討に入る。現在は4等級ある断熱の性能表示制度を改め、より高性能の5段階目を設ける。2021年春から、省エネ性能が高いほど家電などと交換できるポイントを多く付与する制度も始める。日本の二酸化炭素(CO2)排出量の約15%を占める家庭部門の排出削減に向けて省エネ住宅の普及を促す。
国交省の有識者会議で2020年12月14日に住宅の脱炭素を推進する方策を議論する。22年の法改正を目指したい考えだ。新設する最高の等級5に認定する具体的な基準は今後詰める。断熱性能の一段の向上や、より高効率の太陽光発電設備の設置などが想定される。
省エネ住宅は断熱材の厚さなどで地域ごとに要件がある。夏は涼しく冬は暖かく過ごせる。冷暖房を効率よく使え光熱費も抑えられる。今は全体で5千万戸の住宅のうち約1割にとどまる。新基準の策定で、改めて普及拡大に弾みをつける。
住宅性能表示制度は00年に始めた。省エネや耐震などの項目を第三者機関が評価し、消費者が同じ物差しで住宅性能を比べられるようにした。今の最高水準の等級4は建築物省エネ法で定められた基準を満たす必要があり、太陽光パネルや断熱材でエネルギー消費を実質ゼロとするZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)などが対象となっている。

日経 2020年12月13日朝刊

なんだかんだでZEH(ゼッチ)推奨が強まっていくということですね。
まだまだ中身はこれからの議論により決定していくそうですので、注意して見ていく必要がありそうですね。