先日の日経記事にて、窓と太陽光発電が一体化した製品を開発したというものを見つけた。
開発は「大成建設」と「カネカ」による共同。
窓ガラスに短冊状の太陽電池を等間隔で取り付け、太陽光の50%を室内に通し、残りを発電に充てるというもの。
一般住宅では窓ガラスの視界が悪いため普及はしないが、直射日光を必要としないビルや工場などで需要が見込める模様。
その記事の抜粋は以下から。

窓と太陽電池一体開発 大成建設とカネカ ビル省エネ化

大成建設とカネカは共同で、窓と太陽電池が一体になった製品を開発した。短冊状に細く切った太陽電池を間隔をあけて並べ、ガラスで挟んだ。太陽光の約50%を室内に通しつつ、発電もする。外壁材と太陽電池が一体になった製品も開発した。ビルの省エネ化につながりそうだ。  これまでは窓や外壁の上に太陽電池を設置していたため、太陽電池が目立ち、コストが高くなる要因になっていた。建材と一体になった太陽電池にすると、デザイン性が高く、設置の手間やコストを抑えられる。  価格は窓と太陽電池を別々に取り付ける場合に比べて同等か安くなるという。  窓と一体型の製品は太陽光を電気に変える効率が約10%と、通常の太陽電池の半分程度。窓や壁面のほか、屋上にも太陽電池を設置すれば、ビルの消費電力の1割超を賄うことができる。  また台風や地震で大規模な停電が相次いでおり、停電対策など企業の事業継続計画(BCP)の需要もあると見込んでいる。

日経 2019年12月19日朝刊

この場合、おそらくはめ殺し窓(FIX)のサッシに限られるのだと想定される。そのため、やはりビルや工場が主な普及用途と言えそうだ。

しかし、今年の5月には、海外で完全に透明なガラスで太陽光発電をするパネルの開発に成功している。
この場合発電率が公表されていないので、商品化にはまだまだ時間がかかりそうな感じだ。

再生可能エネルギーの開発は私たちの知らないところで急速に進んでいる。
電線のいらない時代が、もうすぐそこまで来ているのかもしれない。