長期優良住宅について
2018.11.06
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これまでのつくっては壊すといった住宅から、長期に渡って快適に暮らせる住宅を普及するための法律が2009年に施行され、2017年には増築や改築に関する特例措置も始まりました。
目的は、住宅の解体に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減すること。また建て替えに関連する費用を削減し、住宅費の負担を軽減させることです。
そこである一定の基準を超えた住宅は、“長期優良住宅”として認定され、税制や住宅ローン金利の引き下げなどのメリットを受けることができます。
その一定の基準とは、劣化対策や耐震性、維持管理・更新の容易性、省エネルギー対策などです。
劣化対策では、数世代にわたって住宅の構造部分がしっかりと使用できること。耐震性では、倒壊等の防止や免震機能が備わっていること。維持管理・更新の容易性では、清掃や点検、補修などが簡単に行なえるために必要な措置が施されていること。省エネルギー対策では、必要な断熱性能など効率的なエネルギーの使用が可能な環境が確保されていること。
以上のような点について、基準が設けられています。
“長期優良住宅”は、さまざまな住まいの性能が優れているため、ランニングコストが抑えられるのもメリットの一つとなります。また将来に諸事情によって住宅を手放す際にも、性能の良さの裏付けがあるので、売りやすいという特徴もあります。
申請には、約1ヶ月の時間が掛かりますが、根上建築でしっかりとサポートをいたします。優れた性能の住まいをお求めでしたら“長期優良住宅”に関しても、一度考えてみてはいかがでしょうか。