根上建築が実際に手掛けてきた住宅をご紹介します。今回、ご紹介するのは、シンプルで無駄を省いた外観と無垢の木がふんだんに見える内観の浜松市にある「志都呂の家」です。

いつかは自分の家を持ちたいと思っていたお施主様。お子様の小学校の入学前のタイミングで家づくりを決意されたそうです。それまでのお住まいが古く、底冷えする寒さと太陽の光が十分に入らず暗かったことから、暖かくて明るい家をご希望されました。

夏には涼しく、冬には暖かい断熱性と気密性に優れたスーパーウォール工法をご提案させていただき、家づくりが開始しました。外観は必要最低限の照明と郵便受けのみ設置して、シンプルなデザインに。内観は奥様のご希望を反映して、無垢材を豊富に使い、木の見える温もりのある空間に仕上がりました。模様を残した白い漆喰の壁と木の質感のコントラストがナチュラルな雰囲気を演出しています。

大きな開口部や窓を各所に取り付けることで、太陽の光も十分に入るように設計してあります。また断熱性を確保するため、窓には複層ガラスを採用しています。また規定の水準をクリアすることで、「地域型住宅グリーン化事業」の補助金も獲得できました。

住まいの性能を上げると平均よりも初期費用が必要になりますが、補助金制度もありますし、後々のランニングコストを抑えられるので、非常にお勧めです。

ちなみに「志都呂の家」の建物の中の様子が下記のURLより、VRを利用して楽しめます。是非、チェックしてみてくださいね。

【VR完成見学会】※スマホやPCで建物内をご覧いただけます。
http://www.web-table.com/sample/vr/house_sample.html

さらに次回は、奥様のこだわりのキッチンを中心に「志都呂の家」の内観を詳しくご紹介いたします。