01
「耐震等級3」による耐震設計が
基本の家
建物の強さを表す指標として、品確法の住宅性能表示での「耐震等級」があります。最低の基準として建築基準法の範囲内を等級1、建築基準法の1.25倍の強さを等級2、建築基準法の1.5倍の強さを等級3として、3段階の耐震等級が設けられています。根上建築では、耐震等級3までの対応が可能です。
02
国内トップクラスの
断熱性能を誇る
現在、住宅の省エネ性能向上のため、住宅の性能基準は「断熱性」と「エネルギー消費」の2つの評価に分けられています。根上建築が手掛ける家は、国が定める基準の中でトップクラスの断熱性能を誇ります。
ZEH対応住宅がすべて高性能な住宅であるとは限りません。建物の性能は、必ず数値で確認することが大事です。根上建築では、基本外皮性能をUA値0.46で設定しております。
根上建築 | 根上建築の断熱性能 基本UA値:0.46 | |||||
地域区分 | 1・2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|
熱貫流率基準値(UA値) | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
UA値のZEH基準 | 0.4以下 | 0.5以下 | 0.6以下 | 0.6以下 | 0.6以下 | 0.6以下 |
平均日射熱取得率(ηA値) | - | - | - | 3.0 | 2.8 | 2.7 |
代表的な都市 | 札幌・旭川 | 盛岡 | 仙台 | 新潟 | 東京・名古屋 | 宮崎 |
03
エネルギーロスを抑える
高い気密性
断熱と併せて重要なのが、建物の気密性です。家の気密性はC値で表されます。C値とは、家の延床面積に対する「隙間面積」の割合を示す数値です。この値がゼロに近いほど気密が高く、エネルギーのロスがなくなるので熱を逃しにくくなり、結果的に光熱費を抑えることができます。
ZEH住宅基準にC値は含まれていません。家の気密性は職人と監督の技術に大きく左右されます。そのため、全国規格の大手ハウスメーカーでは均一の数値を出すことが難しいのです。根上建築では完成時に測定するようにしており、C値0.6以下を目指しています。
根上建築 | ||||||
旧地域区分 | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | 一般的な住宅 |
---|---|---|---|---|---|---|
隙間相当面積(C値) | 0.6 | 2.0 | 5.0 | 5.0 | 5.0 | 10.0 |
代表的な都市 | 北海道 | 青森 | 新潟 | 東京 | 宮崎 | - |
04
3世代に渡って
住まえる耐久性能
家に使われている材料は時間の経過とともに劣化していきます。特に高温多湿の日本では水や湿気による影響が大きく、雨漏りや結露に腐朽、白蟻による食害などを防ぐ対策が重要です。また、長期にわたって家を使用するには、維持管理や点検のしやすさ、設備の更新、家族の変化による間取りの変更に容易に対応できることも大切です。
住宅性能表示制度では構造躯体などの劣化対策と維持管理対策の組み合わせで耐久性の評価を行い、3段階の基準が設定されています。劣化対策等級3は、「通常想定される自然条件及び維持管理条件のもとで3世代まで伸長するために必要な対策」を満たす性能とされており、根上建築では、劣化対策等級3を確保しています。
05
最高基準の省エネルギーの
家を実現
省エネが社会に求められるようになって久しいですが、実は家庭で消費されるエネルギー量は増えています。その大半は暖房や給油などの熱エネルギーです。国の住宅性能表示制度では一次エネルギー消費量(電気や灯油、ガスなどのエネルギー)の削減の程度により、地域区分ごとに5段階の基準を設けており、最高等級の等級5では、建築物省エネ法の基準値より10%の削減を求めています。
根上建築は最高等級の5を確保するだけでなく、熱損失計算により予算に合わせて最適な断熱材や窓が選択できるほか、全棟個別に設計段階で室温と光熱費のシミュレーションをしており、太陽光発電などの創エネ設備との組み合わせによるZEHにも対応しています。
06
国の基準を満たす
高品質な家
いくら自分たちが高品質だといったとしても、第三者から見て評価されなければ品質がいいとは言い切れません。私たちは、外部の基準の評価基準を超える建物にすることで、初めて品質がいいと言える建物になると考えています。
根上建築では、国が「長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な家」と定める『長期優良住宅』を取得できる住宅品質を確保しています。
耐震性能 | 耐震等級2以上が必要 |
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耐久性 | 劣化対策等級3が必要 |
住宅履歴情報の整備 | 住宅の記録を作成し、保存することが必要 |
維持保全計画 | 定期的な点検や補修などに関する計画があることが必要 |
断熱性能 | 断熱等性能等級4が必要 |
メンテナンスがしやすい | 維持管理対策等級3が必要 |
住宅面積 | 良好な居住水準を確保できる規模 |