01
太陽の光を活用した
心地よい暮らしを提案
夏を快適に過ごすために欠かせないのが「日射遮蔽」。夏の強い日差しを家の中に入れないことで、室内の温度上昇を防ぎ、冷房効率を高めます。深い軒や庇は、遮熱効果を高め冷房効率を上げる理にかなったデザインです。
寒い冬には、大きな窓などや計算した庇など太陽光を受けて、断熱性を高めた家の中にその熱を蓄熱させ夜間まで暖かさを持続させます。「日射熱利用暖房」を採用しています。
太陽の光を生活に取り入れることは、心地よい暮らしをつくる要素の一つ。開口を工夫することで、太陽の光を取り入れて日中の照明の使用を減らすことができ、光熱費を削減できます。
02
自然の風の利用した
快適な暮らし
夏の夜、春や秋などの中間期には、自然の風をうまく取り入れることで快適に過ごすことができます。自然の風をうまく利用することで、エアコンや除湿機に頼らない期間を長くすることが可能です。
根上建築では、建物の中での風の流れを予測しながら窓の配置や大きさを考えています。特に、リビングはできるだけ全方位通風(どの方向から吹く風も取り込む)を意識した窓の配置をし、家族が快適に過ごすように工夫しています。
03
高い断熱性能は
自然の力を活かす家の基本
断熱性能を高めることは建物全体の保温・保湿性能を向上させ、様々なメリットを与えてくれます。このメリットはとても大きく、逆に一定の断熱性能が確保されないときのデメリットがとても大きいため、建物に一定以上の断熱性能を組み込むことが根上建築の家づくりの基本になります。断熱性が低ければ、室内に集めた日射熱を逃がしてしまい、蓄えることができないためです。
断熱性能を高めるメリットは
- 少ない熱で部屋を暖めることができる
- 暖房していなくても室温が一定に保たれる
- 暖房している部屋と暖房していない部屋との温度差が小さくなる
- 窓、床、壁などの表面温度が高く保たれる
などがあります。
04
三河の暮らしに適した
自然素材を使った家づくり
根上建築の家づくりには、三河で育った木材や漆喰などの自然素材を使っています。 一般的な住まいには化学物質を発散する物がたくさん使われます。
現在は、24時間換気設備が義務付けられていますが、 排気するには給気口が必要となります。そして、寒くて閉じてしまったり、換気扇が汚れてしまったり、計画通りの換気をできなくなることは十分に考えられます。部屋の中に発散された化学物質はホコリと共に床に溜まることもあります。
赤ちゃんは床に近い場所で動き回るので特に吸い込む可能性が高まります。そんな危険から家族を守るには、化学物質を可能な限り出さない。そして生活用品などから出る化学物質や湿気は吸い取ることで、快適な暮らしを実現します。