築約80年の古民家を大規模リフォーム:田原市「仁崎の家」前編

根上建築が実際に手掛けてきた注文住宅の施工事例をご紹介します。今回は1940年頃に建てられた築約80年の古民家を大規模リフォームした田原市にある「仁崎の家」です。

ホームページのお問い合わせからご連絡をくださったお施主様。お子様2人とご夫婦の4人家族で、家づくりを考えられていました。そのような折に、築約80年の1階平屋建ての古民家のある土地をご購入。古民家を取り壊して新築の家を建て直した方が良いのか、古民家を再利用してリフォームをした方が良いのか、といったご相談内容をいただきました。

早速、現場で古民家の詳細を確認したところ、柱や梁(はり)といった住まいの主要な構造部分が、しっかりとしていることが分かり、大規模なリフォームをご提案させていただきました。

海辺に近く塩害の影響を抑えるために、窓枠には樹脂製サッシを採用。外壁には海水に強い地元のスギ材を利用しています。スギ材には天然素材を原料とした木材防護保持剤で、耐久性をさらに向上させているのもポイントです。

2階の外壁には、断熱性と耐火性に優れた自然素材の漆喰を採用。1階のスギ板やステンレス製の板金で仕上げた屋根の色合いとのコントラストも美しい外観に仕上がっています。屋根の上には、薪ストーブの煙突が出ているのもポイントの一つです。

屋根は風が通り抜ける空気層がある二重構造で、夏の暑さを和らげます。断熱性に優れた木材や漆喰を使い、古民家を活かした性能の高い住まいが完成しました。今回はここまでですが、次回はさらに田原市「仁崎の家」の内観を詳しくご紹介していきます。

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2019.05.09