カフェを併設した舞台のある貸しホール:豊橋市の文化サロン「汽水域」様・前編

根上建築が実際に手掛けてきた店舗の施工事例をご紹介します。今回は、カフェを併設した貸しホールの文化サロン「汽水域」様です。

豊橋市東小池町89-1にある「汽水域」様。オーナー様は、地域の伝統芸能や文化活動の振興や発展を目的としたNPO法人・三河三座の理事長でもある伊藤秀子さん。

もともと、こちらの土地は、伊藤さんの生家があり、空き家となっていたため、有効に利用したいとの思いから、文化サロン「汽水域」様の建設計画が始まりました。

因みに、名称の「汽水域」というのは、河口など淡水と海水が混じり合う水域のこと。この水域のように、さまざまな交流ができる場所にしたいとの考えから、名付けられたそうです。

正面の左手側が、ヒノキを使った舞台のある貸しホール。右手側が併設のカフェとなっています。外観は、貸しホールが自然素材の漆喰を採用した風合いのある塗り壁。カフェはスギの板を下から順に、水平に張っていった鎧張りとなっています。

漆喰の白色とスギ板の茶色のコントラストが映える色合いとなっているのも大きな魅力の一つです。カフェ側にはスギのウッドテラス、中央に階段、貸しホール側には段差に不安のある方や車椅子の方が利用しやすいようにスロープを設置してあります。

エントランスまでのアプローチやスロープの周辺には、ソヨゴやヤマボウシ、アオダモ、コナラやシャリンバイ、ヤマモミジなどの植栽も。建物の外観と併せて、四季折々の植物の彩りを楽しめるのも特徴の一つです。

今回はここまでですが、次回はさらに5.4メートル四方の舞台など、豊橋市の文化サロン「汽水域」様の内観を詳しくお伝えしていきます。

【関連リンク】
「汽水域様のインスタグラム」
https://www.instagram.com/cafekisuiiki/

2021.01.21