断熱材の種類:自然素材系

住宅の性能が大きく左右されるポイントとなるのが、暑さや寒さを遮るための断熱材です。では断熱材には、どのような種類のものがあるのでしょうか。

自然素材系、石油化学系、鉱物系と、主原料で大きく三種類に分けて、ご紹介していきたいと思います。今回はその中で自然素材系の断熱材についてお伝えします。

●自然素材系
「セルロースファイバー」
新聞紙などの古紙を再利用して、防虫や不燃の効果を高めるホウ酸を混ぜたもの。天然木質繊維の断熱材とも呼ばれ、断熱性をはじめ、吸音性や吸放湿性にも優れています。ホウ酸が入っているので、ゴキブリやシロアリの対策となり、また燃えにくいという特徴があります。作業は吹き込む方式で実施されます。

「軽量軟質木質繊維ボード」
廃材や間伐材などを繊維状にしてから、防蟻剤や難燃剤を加えて、ボード状に成形したもの。吸放湿性や保温性に優れています。ボード状なっているので、現場の形状に合わせて、切断して、はめ込んでいく方式で、作業が実施されます。

「羊毛ウール」
動物の羊の毛を主原料にしたもの。種類や価格によって、羊毛の量の割合が変わり、ポリエステル繊維と配合されることも。火には弱いですが、吸放湿性に非常に優れ、身体にも優しい特徴を持っています。作業は隙間に押し込んでいく方式で実施されます。

自然素材系の断熱材には、上記のようなものがあります。特に根上建築では、10年以上前からセルロースファイバーを採用しているので、多くの実績もあります。ご質問やご関心がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

次回は石油化学系と鉱物系の断熱材についてご紹介いたします。

2020.04.23