断熱材の種類:石油化学系・鉱物系

前回(https://negamikentiku.co.jp/archives/newblog/4067.html)は、セルロースファイバーや軽量軟質木質繊維ボード、羊毛ウールなどの自然素材系の断熱材をご紹介しました。今回は石油化学系や鉱物系の断熱材について、詳しくお伝えいたします。

●石油化学系
「発泡ウレタンフォーム」
ポリウレタンを原料とする発泡樹脂。コストパフォーマンスが良く、気密性も高い断熱材ですが、湿気や防火の対策も必要になります。作業は現場で液体を吹き付ける方式で実施されます。

「硬質ウレタンフォーム」
ポリウレタンを原料とする発泡樹脂を板状に加工したもの。ロケットなどに使用されることもあり、薄くても優れた断熱性能を発揮します。ただし火に弱いので、防火の対策が必要。コストがかかるので、高級な部類に入ります。作業は、はめ込む形式で実施されます。

●鉱物系
「グラスウール」
ガラス繊維を綿状にしたもの。コストが抑えられるので、一般的に昔からよく使われている断熱材です。結露が発生しやすいので、空気を遮るために気密シートなどで対策が必要。作業は詰め込む方式で実施されます。

「ロックウール」
安山岩や玄武岩などを熱で溶かして、繊維状にしたもの。岩綿(がんめん)とも呼ばれます。主原料が異なるだけで、上記のグラスウールとほぼ同様の性能や性質を持っています。

各種の断熱材は、それぞれに長所や短所があり、ご予算や室内のデザイン、防火地域や準防火地域に建てる場合など、複合的な要素に関連してきます。根上建築では、皆さんのご要望をしっかりとヒアリングして、断熱材についても最適なご提案をさせていただきます。

【関連記事】
「防火地域と準防火地域について」
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2020.04.28