自分で住宅を設計したいなら知っておくとよいこと(配置図編)

自分の家をプランニングしたいなら基礎知識をつけよう

どんな図面が必要なの?

設計図面には、配置図、平面図、立面図、断面図というのがあります。もちろん実施設計ではさらに展開図や仕上表、構造図に電気配線図、給排水、空調機器図面などがあります。
お施主様ご自身がある程度図面を固めたいとお考えなのであれば、先の配置図、平面図、立面図くらいまでを計画してみましょう。

配置図で気を付けること

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配置図は、敷地図に対して建物がどのくらいの位置に配置してあるのか、方角に対してどの向きで設計を進めるのか。また道路境界線などからのセットバック、日影規制などのセットバックなどを考慮して法的にもOKかどうかを確認しながら配置するものです。
また、その敷地に引き込まれている給排水管の位置、ガス管の位置も考慮し、駐車場の配置や物置などの計画を進めていくことも大事です。
給排水管の引き込み位置は、実際の平面図で給排水が必要となる浴室やキッチンまでの距離が長ければ長いほど、管の必要量が増え、工事費に負担をかけることもありますので計画的に配置します。
電気メーターなどは、「スッキリポール」などを立て、敷地内で電気線がゴチャゴチャしてしまうのを防いだりします。
配置図において注意すべき点は、駐車場と駐輪場です。駐車スペースは比較的余裕を持って配置されることが多いのですが、駐輪スペースに関してはほとんどの家庭で見落とし気味です。これによって建てた後に自転車を置く場所がなくてこまったり、雨ざらしになったりしないように家族分の自転車置き場、バイク置場は確保するようにしましょう。
また小さいお子さんのいらっしゃるご家庭では、子供用の三輪車やベビーカーなどを収納できるスペースが必要となります。雨の掛からない駐車場に物置を設置できるスペースが取れると理想的です。

給湯器、室外機の位置を忘れずに

さて忘れてはならないのが、エアコンの室外機や給湯器の位置。特に電気給湯器の場合大きなタンクが必要となる。さらにエコキュートでは室外機も設置しなければならない。この2つだけでもタタミ1畳分のスペースが欲しい。

雨どいの走るスペースとパイプシャフト

2階にバルコニーを設ける場合は、そのバルコニーの水が出ていくドレイン。またその下の樋が走る場所の確保。さらに2階にトイレがある場合は、場合によっては建物の外に張り出して設ける必要もあるので計画しよう。

次回は「平面図で気を付けること」について書きたいと思います。

2014.01.09